上手な断り方
たくさんの仕事を抱えているにもかかわらず、同僚や上司に「ちょっと、コレやっといてくれないかな?」なんて、仕事を頼まれてしまうこともありますよね~。
仲の良い同僚などであれば「ごめん。今、忙しいから無理だよ~」と、断ることができますが、苦手な上司やあまり親しくない同僚だと、そういったわけにもいきません。
下手な断り方をして、その人との関係が気まずくなるのは困るけれど、仕事を引き受けるのも困るなんて状況は、口下手な人にとって、結構難しい問題ではないかと思います。
そんな時、上手に仕事を断るポイントが相手を立てるということです。
「今は忙しくてちょっと難しいです」なんて、尻つぼみの言葉では、なぜ難しいのか相手に伝わりませんし、お互いに気まずい空気になるだけです。
そういった場合には、
「その仕事もやらせていただきたいのですが、現在こういう事情で無理なんです」
と、相手を立てた上で、はっきりと断ってしまった方が相手にも理解しやすく、後に引く事がなくなるのではないでしょうか。
さらに「何時頃でしたら、その仕事も行うことができます」と付け加えれば、なお相手の理解が得られやすいと思います。
話し方、断り方一つで、相手が受ける印象は大きく違ってきます。
口下手だから、断りにくくて・・・と、言葉を濁すのではなく、はっきりと、しかし相手への敬意を忘れずに断るようにすれば、自分の体を酷使したり、ストレスを溜めることなく、円滑な人間関係を築くことができます。
おもいきって実践してみてください。